【2026年1月13日】沸騰する日本経済と解散の号砲
2026年の幕開けから2週間。昨日の1月13日は、投資家から政治家、そして市井の人々に至るまで、誰もが「時代の変わり目」を肌で感じる1日となった。連休明けの東京市場は、まさに狂乱とも言える動きを見せたのである。
🌍 世界の5大トップニュース:再編される国際秩序
世界経済は緩やかな回復を見せる一方で、地政学的なパワーゲームはトランプ政権(第2次)の意向を軸に、より露骨な形で展開されている。
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世界銀行、2026年の世界成長率を2.6%に上方修正
世界銀行は13日、最新の世界経済見通しを公表した。昨年6月時点の予測から0.2ポイント引き上げ、2.6%とした。米国経済の底堅さと金融緩和への期待が背景にあるが、同時に「関税障壁による下振れリスク」への警鐘も鳴らしている。 -
アルゼンチン、米国のマドゥロ前大統領拘束を「断固支持」
中南米情勢が緊迫している。アルゼンチン政府は昨日、ベネズエラのマドゥロ前大統領を巡る米国の司法介入に対し、強力な支持を表明した。米国による「裏庭」での影響力再構築が加速し、資源安保を巡る緊張が高まっている。 -
トランプ大統領、グリーンランド領有への具体的措置に言及
かつても物議を醸した「グリーンランド買収計画」が再燃している。トランプ大統領は昨日、北極圏の安保と資源確保を目的に、領有権取得に向けた実務的な検討を指示したと述べた。デンマークをはじめとする欧州諸国は即座に牽制を入れる事態となっている。 -
メルコスール、EUおよびシンガポールとの協定を歓迎
南米南部共同市場(メルコスール)は、EUとの包括的パートナーシップ協定やシンガポールとのFTA発効に向けた進展を歓迎する声明を出した。米国第一主義が進む中、域内経済圏の多角化を急ぐ姿勢が鮮明だ。 -
茂木外相、イスラエル・パレスチナを訪問:ガザ復興での役割強調
日本の茂木外務大臣は昨日、中東を訪問し、ガザ地区の復興における日本の積極的な人道支援を表明した。トランプ政権が中東政策を大きく転換させる中で、独自のパイプを持つ日本外交の調整能力が試されている。
🇯🇵 日本国内の10大トップニュース:高市政権の勝負手
国内では「高市トレード」が市場を席巻し、その勢いを背景に政局が一気に「解散総選挙」へと舵を切った。
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日経平均株価、史上初の5万3000円台を突破
連休明けの東証は、取引時間中に一時1800円を超える爆騰を見せ、終値でも5万3540円という驚異的な最高値を記録した。積極財政と投資促進を掲げる高市政権への期待が、内外のマネーを呼び込んでいる。 -
高市首相、1月23日の通常国会冒頭での「衆院解散」を内定
高市首相は昨日、召集予定の通常国会冒頭で衆議院を解散する意向を自民党幹部に伝えた。内閣支持率が高水準にあるうちに信を問う構えだ。2024年10月以来、約1年3カ月ぶりの総選挙が幕を開ける。 -
長期金利が2.160%に上昇、27年ぶりの高水準
株高・円安と同時に、国債が売られ利回りが急上昇した。財政拡大への懸念が金利を押し上げている。この「債券安」が住宅ローンや企業の借入金利にどう波及するか、市場の警戒感も表裏一体となっている。 -
円相場、1ドル=159円台へ下落:対ユーロでは導入来最安値
円安の進行も止まらない。昨日、一時159円台を付け、1年半ぶりの安値水準となった。対ユーロでは185円を突破。輸出企業には追い風だが、輸入コストの上昇によるインフレ再燃の懸念が国民生活を脅かしている。 -
大相撲初場所3日目:安青錦が3連勝、横綱・豊昇龍に土
新大関・安青錦は、一山本を圧倒して開幕3連勝。その一方で、横綱・豊昇龍が平幕の義ノ富士に寄り切られ、金星を配給する波乱があった。横綱・大の里は宇良との取り直しの末に白星を挙げ、全勝をキープしている。 -
東電・柏崎刈羽原発6号機、再稼働への動きが加速
高市政権のエネルギー政策を象徴するように、柏崎刈羽6号機の再稼働に向けた議論が山場を迎えた。事故後初の東電原発再稼働に対し、被災地や避難住民からは改めて安全性を問う厳しい声が上がっている。 -
新潟の老舗スーパー「キューピット」、クスリのアオキへ事業譲渡
地方経済の再編が進んでいる。新潟市を中心に展開するスーパーがドラッグストア大手の軍門に下った。生活インフラの維持と経営効率化の狭間で、地方の商圏地図が塗り替えられている。 -
埼玉県所沢市でカンピロバクターによる食中毒発生
昨年末の宴会料理を原因とする食中毒で9名が発症し、保健所は飲食店に対し昨日から3日間の営業停止処分を下した。冬場の乾燥期における食品衛生管理への注意喚起がなされている。 -
NICT、バリアフリー放送支援の助成金公募を開始
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、字幕や手話番組の制作支援を強化するための公募を開始した。AIによる自動翻訳技術の進展を背景に、放送のアクセシビリティ向上が期待される。 -
列島を襲う気温の激しい乱高下、都心で16℃を記録
朝の冷え込みから一転、昨日の東京都心は3月並みの16.1℃まで上昇した。しかし、北日本には再び強烈な寒波が迫っており、気温差による健康被害や路面凍結への警戒が呼びかけられている。
📝 編集後記:膨張する期待と、その影にあるリスク
昨日1月13日のニュースを並べると、日本が「失われた30年」を完全に脱ぎ捨て、新たな膨張期に入ったかのような錯覚を覚える。株価5万3000円、そして解散総選挙。高市首相が仕掛けるこの「大勝負」は、国民にどのような未来を見せるのか。
金利の上昇や円安の加速は、好景気の副産物であると同時に、私たちの生活基盤を揺るがす刃にもなり得る。新大関・安青錦が土俵で見せる粘り強い相撲のように、日本経済もまた、急激な変化の中でどれだけの「腰の重さ(安定感)」を保てるかが問われている。
冬の陽光が差し込む中で、歴史が動く音を聞いた。そんな1日であった。
