「櫛風沐雨」(しっぷうもくう)
今日は7月11日という日付からセブンイレブンの日でもあるようだ。
そして、このことわざの意味は、風雨にさらされて苦労すること、さまざまな苦労をすることのたとえ。
セブンイレブンが開業したのは1974年5月15日。東京の豊洲に第一号店ができたそうだ。
私自身も10歳にならないころで、テレビコマーシャルを打ち出しのはもう少し経過してからだろうが、そのコマーシャルを見たことは覚えている。
「開いてて良かった!」がキャッチコピーだった。
当時の社会情勢としては、酒屋や雑貨やなどのお店も早くて10時開店くらいだったので、何か必要な物を買いに行くのもその時間帯を待たなくてはならなかった。
そして、飲み物なら酒屋か乾物屋など、パンはパン屋、文房具は文房具屋、電気関係は電気屋などといくつものお店を回らなくてはならなかったし、おにぎりなどは自分の家で作るもので買う物ではなかった。
それがこの半世紀くらいの間に本当にコンビニのお陰様で世の中が変わったと言って差し支えない。
一つの店舗で何でも売っているし、それが24時間営業してくれている。公共料金も24時間支払えるし宅配の荷物も送れる。
私たちが感謝しなくてはならないのは、これだけ便利になっている過程においてコンビニ各社が本当に様々な努力を積み上げてくれていることだ。
櫛風沐雨という言葉にあるように、風に髪の毛がとかされるような、雨に髪を洗うような苦労を乗り越えてきてくれたはずだ。
その企業努力の恩恵を被って私たちの生活は便利になっている。
加えて言えば、コンビニで働いてくれている方々にも感謝の気持ちを忘れたくない。
24時間の営業を守り、常に進化する商品とお店の運営をキャッチアップするのは本当に大変だろう。
これからもどんどん進化するコンビニの企業努力と携わる経営者や従業員の方々のお蔭で今日の日本のライフスタイルが保てていることにに感謝する一日にしたい。
「櫛風沐雨」