2025年参院選自公過半数割れに学ぶことわざ「平家を滅ぼすは平家」

「平家を滅ぼすは平家」

平家が源氏に滅ぼされたのは平家自らの驕りや愚行が原因であって、他の誰かが原因ではないということ。自業自得のこと。

2025年参院選の結果自公が過半数割れという結果になった。

結果を見れば民意は今の政権にNOを突き付けたことになる。「自民党を滅ぼすのは自民党」ということだ。

個人的には、国民一人当たり2万円の給付金を配ると言い出した時には大きな違和感を感じた。そんな政策で国民が喜ぶと思っているのか?もしかしたら、これで参院選大敗することを見越してわざと国民に不信感を与える政策を打ち出してないかとさえ感じた。

今回は国民民主党や参政党が躍進したわけだが、これらの政党も結果を出していかなければ次の選挙を含めて先のことは判らない。

今の自民党不振も10年前の安倍元首相の時代には考えられなかった。そして、今はその安倍派も激減する時代となった。

政治も世の中も一寸先は判らない。

ただ、先のことは判らないけど、これから先のことは一日一日の積み重ね。何か裏技や魔法で大逆転とか近道とか最短とかはない。

地道な一日一日が私たちが自分の生活を守り変えていくことになる。そのときに自分が驕っていると平家や自民党のようになってしまうことを自覚しなければいけない。

何か組織や体制に衰えがあるとき、その原因は外的というよりも自分の内側にあることが多い。自分をしっかりと戒めよう!

「平家を滅ぼすは平家」