「相手のない喧嘩はできない」
とかく過去も現代も人の悩みの多くは人間関係にある。
鬱陶しいと思う人がいる。自分は関わりたくないのに、そういう人に限って何故かこちらに距離を近づいてくる。
きっとその相手も自分が避けているのに気づいて嫌がらせのつもりで近づいてくるのだろう。
そんなときにこちらが感情的になってしまっては相手の思う壺。こちらが感情的になればなるほど相手の都合の良い展開になりこちらが不利になる。
そしてさらに事態が悪化することになる。
だから、自分とは波長が合わないと思う人には徹底して近づかないことが大切。「相手のない喧嘩はできない」ということわざの真骨頂がここにある。
相手さえいなければ喧嘩にならない。喧嘩を売られたとしても絶対に買わない。というか、そもそも「喧嘩上手は逃げ上手」だし「金持ち喧嘩せず」「君子危うきに近寄らず」と、似たことわざはいくらでもある。
ただし、仕事上の人間関係は別の感覚が必要。仕事はチームワークや組織で効率を最大化して最適に利益を上げることが目的だから人間関係や感情は必要ない。
仕事での関係性には感情を必要以上に持ち込まず、好き嫌いとか合う合わないという意識を持たずに淡々と成果を上げるためのコミュニケーションを徹底しよう。
「相手のない喧嘩はできない」