ハルクホーガンさんの訃報に学ぶ四字熟語「容貌魁偉」

「容貌魁偉」(ようぼうかいい)

この四字熟語は、顔立ちや体つきが堂々としていて、たくましいさまを意味している。いかにも強そうで立派な体つきや偉丈夫のこと。

元プロレスラーのハルクホーガンさんがお亡くなりになった。身長2メートルを超えるハルクホーガンさんには「容貌魁偉」という言葉がぴったりだ。

大人になってからはプロレスを見なくなってしまったが、中学生のころには夢中になってプロレスを見ていたし、実際の会場にも何度も足を運んだ。

ハルクホーガンさんとアントニオ猪木さんのタイトルマッチを友人と蔵前国技館に観に行ったことをよく覚えている。その試合は、新日本プロレスのプレゼント企画に応募してチケットが当選したので非常に良い思い出だ。

ハルクホーガンさんには「アックスボンバー」と呼ばれる必殺技があり、あんな技を素人が喰らったらひとたまりもない。

自分たちが中学生の当時は、全日本プロレス、新日本プロレス、国際プロレスと3つの団体が隆盛を誇っていて、どの団体も後楽園ホールで試合を行うときは足を運んで観に行き、「容貌魁偉」なプロレスラーたちを目を丸くしながら応援したものだ。

その中でもハルクホーガンさんの体の大きさたるや近づくだけでも怖かった。

今でもプロレスファンの人は多いと思うが、プロレスや相撲、格闘技の選手たちからは夢や希望、憧れ、そしてそこに至るまでの努力も含めてたくさんの勇気をもらったし、今も勇気をもらっている人はたくさんいるだろう。

これまでも、ジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さん、アントニオ猪木さんなどがお亡くなりになると寂しさを感じたけど、今回のハルクホーガンさんの訃報にも同じ寂しさを感じたし、あの「容貌魁偉」への憧れなどの気持ちも思い出した。

ハルクホーガンさんには慎んでお悔やみを申し上げるとともに哀悼の意を表したい。L.I.P

「容貌魁偉」