スイカ発行記念日とペンギン引退に学ぶ『感佩深謝』(かんぱいしんしゃ)

『感佩深謝』(かんぱいしんしゃ)

「心から深く感謝する」という意味で、相手からの厚情や恩義に対して深い感謝の念を表す際に使われる四字熟語。

感佩(かんぱい)は、心から感謝して忘れないこと。深謝(しんしゃ)は、深く感謝することや深く謝罪する際に用いられる言葉。

「Suica」というサービスは、2001年11月18日JR東日本によって首都圏の424駅でサービスを開始した。

自分自身も当初は戸惑いながらもSuicaガードを入手して使ってみたら、驚くほど便利さを感じたことを覚えている。

そして、それまでの人が切符を切るという作業が少しずつ減り、やがては見かけることがなくなる過程を見てきた。

当初は乗車券としてしか利用できなかったが、その後は少しずつ電子マネーとしての機能や全国の交通系ICカードと相互利用ができるようになるなど、様々な場面でのサービスが拡充してきている。

そんなJR東日本は、2025年11月11日にSuicaの象徴として長年親しまれてきたキャラクター「Suicaのペンギン」を2026年末をもって卒業させると発表!

JR東日本としては、Suicaが今後迎える新たな進化に合わせるためという理由らしい。

2026年秋にモバイルSuicaアプリへコード決済機能導入が予定されていて、それを節目にSuicaブランドを新たな段階に進めることを目指し、同時にキャラクターも刷新するということのようだ。

Suicaペンギンキャラクターは名前が公表されてなくて、正式には「名前はない」らしい。その理由は、このペンギンキャラクターは、あくまでも利用者一人ひとりの分身のような存在であるためだという。

我々を切符という紙ベースから解放してくれたSuica。
小銭が足りなくても買い物ができるようにしてくれたSuica。
JR東日本以外の地下鉄や地方でも使えるようになってくれたSuica。
さらに、来年の今頃にはコード決済機能が搭載されそうなSuica。

Suicaとキャラクターのペンギンには、まさに『感佩深謝』(かんぱいしんしゃ)の気持ちを忘れない!