ゲオHDがセカンドリテイリングへ社名変更に学ぶことわざ「西施の顰に倣う」

「西施の顰に倣う」(せいしのひそみにならう)

このことわざは、物事の善し悪しを考えずに、ただやみくもに人の真似をすること戒める意味がある。

由来は、中国春秋時代の美女、西施が胸の病で顔をしかめている姿が美しいと評判になり、それを醜い女が真似をしたという話から来ていて、他人の真似をすることの愚かさ、物事の本質を理解せずに表面だけを真似ることの危険性を教えてくれる。

ゲオと言えば、個人的にはレンタルビデオ店を想像するけど、今現在はセカンドストリートという古着なども含めた中古品のリユースなどの事業がかなり伸びているそうだ。

そこからのセカンドリテイリングなのだと思うが、もちろんユニクロのファーストリテイリングにあやかる意味も大きくあるだろう。

ユニクロがファーストなら我々はセカンドだと、世の中への宣言とも受け取れる。

それは良い相乗効果を生むと思うし、真似ることは成功への近道ともいえる。

ただし、生半可に表面だけを真似をしているだけだと「西施の顰に倣う」になってしまう。

ゲオHDという企業だから「西施の顰に倣う」ということわざも知っているだろうし、闇雲に社名をあやかるだけではなく少しでも企業として近づくべく、ユニクロやファーストリテイリングへのリスペクトを持って事業を飛躍させていくだろう。

そんなゲオHDのアイディアと挑戦に敬意を表したい。自分も自分なりの環境の中で優れた人には敬意を持って真似ていこう!

「西施の顰に倣う」