サッカー日本がブラジルに初勝利に学ぶ『射石飲羽』(しゃせきいんう)

『射石飲羽』(しゃせきいんう)

精神を集中して必死の思いで事に臨めば、どんな困難なことでも成し遂げることができることを意味する四字熟語。

「射石」は弓を石に射ること。「飲羽」は矢の羽まで深く突き刺さること。集中して力いっぱい弓を射れば、石も貫き羽まで深く突き刺すことができるという意味。

昨日、味の素スタジアムでサッカーの国際親善試合として日本対ブラジル戦が行われ、日本がブラジルに対して14回目の挑戦で初白星を挙げた。

この試合では最初ブラジルに2点リードされたものの、ブラジルを上回る運動量とチームワークで見事に逆転で初勝利をおさめた。

熱心に応援する観客が多いホームでの開催ということも後押ししたことだろう。

個人的には全くサッカーに詳しくないが、来年開催されるワールドカップに向けて良い弾みになってくれると良いと感じる。

スポーツには団体競技と個人競技があるし、野球・サッカーを始めとする球技、柔道などの武道や格闘技、体操などの種目に分かれるが、やはり団体競技は出場選手が多いので自分の推しを応援するファンも多くなる。

さらにサッカーは熱心なファンが多いことから昨日もたくさんのファンが日本代表選手の活躍を期待して、選手もそれに応えようと集中して全力にプレーしたことが、まさに『射石飲羽』(しゃせきいんう)としてブラジルという石のような強豪チームの奥深くまで矢が突き刺さった。

今現在行われているアメリカメジャーリーグのリーグ優勝決定戦や日本のプロ野球クライマックスシリーズでも『射石飲羽』(しゃせきいんう)のような集中力の高いプレーを期待したい。

セ・リーグは阪神タイガース対横浜ベイスターズ、パ・リーグは福岡ソフトバンクホークス対日本ハムファイターズの対戦が今日から始まる。

『射石飲羽』(しゃせきいんう)