イチローさん米国野球殿堂入りに学ぶことわざ「玉磨かざれば光なし」

「玉磨かざれば光なし」

どんなに立派な玉(宝石)でも、原石のままでは光らない。そこから転じて、どんなに優れた素質や才能があっても努力して修養して磨かなければ、立派な成績や結果を出すことはできないということ。

今回日本字として初めて米国の野球殿堂入りを果たしたイチローさんが努力の人ということは知れ渡っている。

試合がある日は、朝目が覚めたときから朝食、球場入り、ウォーミングアップ、打席に入るとき、守備につくとき、何から何まで自分なりのルーティンがあったそうだ。

それを頑なに守ることによって、自分の体調のちょっとした変化なども気付いて修正した。

それは何よりも試合で結果を出すため、観客にその日の最高のプレーを見せるために自分に課す自分なりの課題ということだ。

もちろん、プロに入る以前からも練習の虫であり、日本のプロ野球に入ったときからも試合後も暴飲暴食せずにクールダウンや筋力トレーニングに励んでいたと聞く。

それだけやっても十分ということはなく、完璧ということもない。

結果が出るときもあれば、結果が出なかったりミスが出るときもある。それを積み重ねて経験値を上げていくのがプロであり大人ということなのだろう。

そんなイチローさんという人に憧れる人は多いと思うが、漠然と憧れるだけでは自分の身につかない。

我々はイチローさんのような宝石の原石でもないし、磨いてもイチローさんのように光るわけでもない。

でもイチローさんのようなお手本から何を学びどんな行動にするのか。頭で考えることが大切だけど、考えるだけでなく実際に行動に移し、それを継続しながら改善していくことが大切だ。

自分なりの光が出せるように今日も頑張ろう!

「玉磨かざれば光なし」