「愛多ければ憎しみ至る」(あいおおければにくしみいたる)
人から愛を受けることが多ければ、その一方で必ず人から憎まれることも増える。特別な寵愛は身の破滅を招くことにもなりかねないから注意が必要という意味。
人は妬みや嫉みという本能を持つ。
隣りの田んぼは青く見えるし自分のことは過小評価する。
他人を羨ましく思うし嫉妬する。
そんな本能を持つ人間だから、自分にはないモノを持っている人に対しては時としてその人を憎むようにもなってしまう。
出る杭は打たれるという言葉にも通じる。
だから、賢い人は本当のことを言わない。本当にお金を持っている人はお金を持っているようなそぶりを見せない。お金を持っていない人は何とか自分を大きく見せようとブランド物に身を包む。
それを知っているから高級車やブランド物を持っている人を私は全然羨ましく思わない。
だって、私はお金では決して買えない宝物をたくさん持っているから高級品を持っている人に対して何の感情も湧いてこない。
愛多ければ憎しみ至る。