「一知半解」(いっちはんかい)
少し知っている程度で、十分に理解して自分のものになっていないこと。
中途半端な知識で、なまかじりや生半可、半可通のこと。
世の中に飛び交うSNSのやり取りや投稿をみていると一知半解をよく感じる。
とりあえず表面上の感覚やどこかの誰かからの受け売りで他の誰かを誹謗中傷したり、否定したりする投稿が目立つ。
どこかの投稿に対して否定ありきで中途半端な反論のためのデータを拾ってきたり、自分少しだけ知っている知識を否定されるとまるで全人格を否定されたと思い込んで感情的に反論するやり取りなど、本当に不毛だし時間の無駄だなと感じる。
だから、自分も一知半解にならないように気を付けたいし、中途半端な知識しか知らないことには口を出したり口を挟まないように心がけている。
他の人が得意げに何か知っているかのような投稿を見ても反射的に感情的な否定はしないし、自分は自分の目の前のことに集中することが一番大切だと理解している。
「生兵法は大怪我の基」ということにも通じるわけで、中途半端で一知半解な知識が自分にとって大変な損害をもたらすことがあることを心得ておこう。
「一知半解」(いっちはんかい)