愛子さま24歳の誕生日に学ぶ『八面玲瓏』(はちめんれいろう)

『八面玲瓏』(はちめんれいろう)

「八面」という言葉はあらゆる方面を意味し、「玲瓏」という言葉は宝石のように明るく澄みきっている様子を意味する言葉。

どこから見ても曇りなく明るく美しい様子を意味し、転じて心にわだかまりがなく清らかであること、また人とのつきあいが円満で巧みであること。特に人柄や言動が外面的な美しさや内面の清らかさ、人間関係の巧みさを表す四字熟語。

天皇家の皇女、敬宮愛子内親王が24歳の誕生日を迎えられた。

成年皇族となられてからの愛子さまはとても意欲的に活動の場を広げられているような印象が強い。そんな敬宮愛子内親王も24歳になられた。

先日も初めてお一人でラオスを公式訪問され、日本国内でも少しずつお一人で公務を務められる機会も増えてきた。

ラオスで振袖の和服姿でご挨拶をされている様子を拝見すると、天皇皇后両陛下のご教育がしっかりと身に付き、そして日本を代表して各国の方々と立派に接することができるお姿に頼もしさを感じる。

個人的には、今から24年前に愛子内親王がお生まれになったときのことも記憶に強い。

やはり、正直に言って国内的には男子の出産を強く望まれた風潮があったことも否めないが、当時は皇太子であった現陛下が愛子さまを愛らしい目で見る眼差しがとても印象的だった。

お世継ぎに関することを問題にするのは周囲であって、当事者としての、親としての皇太子殿下からは、お生まれになった愛子さまをお世継ぎの問題とは切り離して愛しけられるという強い覚悟を感じた気がした当時だった。

その後に秋篠宮家に悠仁さまがお生まれになったこともあり、愛子さまを見る世間の目も少し落ち着きを取り戻したという経緯も一般庶民としては感じるところだ。

そんな敬宮愛子内親王は天皇皇后両陛下からのご教育で、日本中や世界中の方々と接するときのお人柄に『八面玲瓏』(はちめんれいろう)が現れている。

さり気ない笑顔と謙虚さで周りの人を委縮させない雰囲気に好感を持つ日本国民の人も多いことだろう。

ぜひ、ご健康で健やかな24歳の一年間をお過ごし頂きたい。