東京都北区立なでしこ小学校が改築竣工しました

おはようございます。こんにちは。こんばんは。

東京都北区のShimoです。


本日の北グラウンド

私の母校でもある東京都北区立なでしこ小学校 (旧第二岩淵小学校)が、平成30年4月に改築竣工し、多くの関係者とご来賓をお招きしてその式典と祝賀会が行われました。


東京都北区立なでしこ小学校正門前

式典で配布された資料を見ると、事業スケジュール的には、2014年に基本設計が行われ、2015年8月の夏休み中に旧赤羽中学校を仮校舎にとして学校機能を移転。

私たち旧北区立第二岩淵小学校の卒業生が慣れ親しんできた旧校舎は、2015年9月から2016年3月まで掛けて解体されました。

その後、丸2年をかけての改築工事が行われ、2018年(平成30年) 3月の春休み中に新しく完成したばかりの新校舎へと戻ってきました。

校舎を新しく改築するにあたり、「仲(な)良く絆を育むみんなの家」というコンセプトが検討されて、
・で(で)っかい笑顔のあふれる学校づくり
・志(し)茂が触れ合う施設づくり
・心(こ)を支える防災拠点づくり
が一体的に実現できるような校舎が設計され、学校・家庭・地域が連携してみんなの家をみんなで作ることを目指す校舎が建設されました。ちなみに上のコンセプトの頭文字を並べると「な・で・し・こ」と読み替えることができます。

私は地域住民を対象とした内覧会のときに始めて新校舎内に入ったのですが、学校とは思えない近代的でキレイな作りに完全に圧倒されました。


ここは理科室

校庭は校舎の南側に整備され、すべての教室の窓は南向きで、暖かな日差しがたっぷりと注ぎ込んできます。


開放的な教室は、南向きで日差しがたっぷりと注ぎます

廊下側の壁は引き戸となっていて、畳んでいくと開放的なオープンスペースとなり廊下側から教室内の全てが開放される作りです。

クラスを表す看板は、学年ごとに色分けされていて、何色は何学年と視覚的に学年別の情報が判るように工夫されています。


6年生は青ですね

そして、一つ一つに教室に近くを流れる荒川の生息する生き物の名前が、クラス別の愛称として名付けられています。


6年1組は「サシバ」という鳥(?)かな

また、学校に入ってすぐの場所が特徴的な作りとなっているのは、「なでしこモール」名付けられたピロティー空間です。

「なでしこモール」は、校門から校舎の入り口、昇降口、そして校庭を結ぶ広々とした通路でありスペース空間でもあります。

この「なでしこモール」があれば、雨が降った日の登校でも、慌てることなくゆっくりと傘を畳んで昇降口で上履きに履き替えて教室へと向かうことができると思います。


広くて開放的な「なでしこモール」

何より一番嬉しくて誇りに思うのは、今回の改築竣工にあたり、公式に作られた「なでしこ小学校等複合施設建物概要』に、志茂一丁目の大先輩であり私たち志茂一丁目睦会(お神輿の会)の現代表である方が営んでいる会社名が、工事関係者として記載されていることです。

電気設備工事としては共同企業体として、太陽光発電設備工事としてはその会社単体で社名が記載されています。

その先輩と私は、同じ小学校、同じ中学校、同じ高校と、すべて直系の先輩にあたり、いろいろな意味で憧れるべき兄貴分的な存在です。

その方も東京都北区立なでしこ小学校(旧第二岩淵小学校)の卒業生なので、やはり母校に対する思い入れもあっただろうし、今後100年はないであろう一大建設プロジェクトに地元地域事業者として参画したかったのも本音だったと思います。

また、今回の改築を北区へ要望してくださった地元町会自治会連合会会長も、今回のこの改築竣工落成式典、祝賀会にあたっては万感の思いがあったのではないでしょうか。

いずれにしても、地域の熱い思いを込めて建設された新しい校舎が生まれました。

私も地域の一住人として、地域の学校をできる範囲でサポートしていきます!