レインボーブリッジ開通記念日に学ぶ『雨が降らなければ虹は出ない』

『雨が降らなければ虹は出ない』(No Rain, No Rainbow)

これはハワイに伝わることわざで、苦しいことや困難な経験、試練があってこそ、その後に美しい虹のような良いことが訪れるという意味を伝える。

1993年(平成5年)の今日、東京で東日本最大のつり橋「レインボーブリッジ」が開通した。

工事着工開始は工事の開始は開通6年前の1987年(昭和62年)のことだか、その当時芝浦近辺で働いていたのだが、建設風景は何一つ覚えていない。

個人的には実際にゆりかもめに乗ったりレインボーブリッジを首都高速で通過したのは開通からずっとずっと後だった。とにかく混んでいるのではないかという感覚がすぐに渡らなくてもという気持ちにさせたのだと思う。

ゆりかもめは日本で初の無人モノレールみたいな売り出しだったと思うが、芝浦での勤務を退職してからは全く縁がない土地となってしまい、暫く赴くことがなかったため関心も特に高くなかったことを覚えている。

それでもその後に、ゆりかもめや首都高速はもちろん、歩いて渡ることもできるため、職場のレクリエーションで歩こう会などを主催して何度もレインボーブリッジを渡ることになった。

特に首都高速で横浜方面から帰るときは、わざわざレインボーブリッジを渡るルートを選択して帰ったり、竹芝桟橋出発の周遊観光船に乗って外からレインボーブリッジを眺めたり、墨田川の屋形船で東京湾まで出てレインボーブリッジを見て帰ったりと、その美しい姿を何度も見てきた。

開通から32年。これまでもたくさんの人の往来を支えてきたレインボーブリッジ。

困難だったであろう建設工事や虹という言葉から、この『雨が降らなければ虹は出ない』(No Rain, No Rainbow)ということわざが本当に相応しく感じる。