今日のことわざ「みにくい愛はない。愛の対象はつねに美しい」

「みにくい愛はない。愛の対象はつねに美しい」
このことわざはフランスのことわざ。

日本語的なことわざでは「痘痕(あばた)も靨(えくぼ)」

愛する人や好きな人であれば、相手の欠点すら美しく見える。
痘痕(あばた)が欠点かどうかは置いておいて、
自分が劣等感を感じるようなことですら相手にとっては魅力に見えるということだ。

今の世の中、何かと他人や周りと比較して上か下かを決めたがる。

でも本来、職業にも貴賤はなく人間関係に上も下もない。
そう理解しながらも今日一日成長できるように自分なりの努力をする。

そんな姿勢を理解してくれる相手なら自分の欠点すらも受け入れてくれることだろう。

日大重量上げ部元監督逮捕に学ぶ「秋葉山から火事」

日大重量挙げ部の元監督が詐欺の疑いで逮捕された。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250610/1000118360.html

このことから「秋葉山から火事」ということわざを学ぶ。

このことわざの意味は、

教え導く立場の者が自分から過失(この元監督は過失ではないかもしれないけど)を犯してしまうこと。

秋葉山は静岡県西部の天竜川東岸にある山で、秋葉神社の祭神が火災防鎮の神で、その火災防鎮の神が火事を起こしてしまうという趣旨のことわざ。

部活動は教え子を心身ともに鍛え立派な社会人へと導く大切な活動であるし、それを教え導く人が詐欺の疑いで逮捕されるとは、教え子たちにとっては大変に残念なことだろう。

我々も「秋葉山から火事」を出さないように気を付けて過ごしたい。